袖山(そでやま)
袖の上部、「身頃」と縫い合わせる部分。
図の赤い部分を指します。
そではそで山が高いと下向きの角度の強いそでになります。
するとそでの幅自体も細くなります。
そで山を低くすると幅が広くなるので余裕が出来動きやすくなります。
なぜ本とかにはそで山にギャザーを寄せるとかいてあるの?
これ以外にもお洋服のデザインとしてや、えりを縫いやすくするための意味もあります。
袖山の縫い代の外側の長さと
袖ぐりの縫い代の外側の長さは違いますから
赤い線が縫い合わせる線、青い線が縫い代の線です。
左は袖ぐりです
袖ぐりは内向きのカーブですから
実際縫う線より縫い代の方が短いです。
袖は外向きのカーブですから、
縫い代の線は実際縫う線より長くなります
だから、外側の縫い代のラインをあわせると
当然合いません。
ピンを打つときは、赤い線の実際縫う線をあわせるように
縫ってください。
肩山のギャザーは、この縫い代の長い分を縮めて
縫い合わせやすいように調節する意味もあります
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そでの部分の縫い方です。
英語表記
sleeve cap
cup of sleeve
- 最終更新:2010-06-13 15:36:43